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SupremeTechで海外インターンシップを開催しました

05/10/2023

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K.T

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この度SupremeTechにて初となる、海外インターンシップを開催しました。

福島県会津大学様より2名の学生を受け入れ、約1ヶ月間ベトナム・ダナンのオフィスにて弊社が用意した独自のカリキュラムに沿ってインターンシップを行いました。

インターンシップを通して行った活動について、本記事でまとめていきたいと思います。

SupremeTechとは?

SupremeTechはベトナム中部の都市ダナンに位置する開発会社で、設立してから現在4年目を迎えています。

スクラム開発を得意としており、これまで数多くの価値あるプロダクトの開発を行ってきました。

現在在籍している社員数は約170名ほどで、数あるダナンのIT企業の中でも比較的大規模な会社になりつつあります。

社員にはベトナム人のみでなく日本人やアメリカ人も在籍しており、飛び交う言語もベトナム語や英語、日本語など様々です。

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このグローバルな環境の中で会津大学からお迎えしたインターン生のお二人には、様々な課題にチャレンジいただきました。

今回SupremeTechの海外インターンシップに参加いただいたMさん(写真左)とSさん(写真右)

インターンシップを実施する目的

SupremeTechではCSR活動の一環として日本の人材教育に貢献するため、インターンシップの受け入れを実施することになりました。

インターンシップを通じて海外で働くことへの興味・関心を高め、将来的には日本からのグローバル人材輩出に貢献できればと考えております。

海外インターンシップ活動中の様子

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海外インターンシップということで、英語を使わざるを得ないカリキュラムを数多く用意しました。

それでは早速活動の様子を見ていきましょう。

海外インターンシップ:第1週目

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インターンシップ最初の週は、ビジネスアナリストチームメンバーとの顔合わせから始まりました。ビジネスアナリストとは顧客とベトナム側開発チームとの間に立ち、顧客の要件調整や仕様調整等を行う重要な役割のうちの一つです。

ビジネスアナリストチームはほとんどがベトナム人で構成されています。

会津大学インターン生のお二人には、ビジネスアナリストチームの一員となり様々な課題に取り組んでいただきました。

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まずはインターンシップの課題の一つである、オリジナルアプリ開発のためのブレインストーミングを行いました。

インターンシップの最後には、全社員の前でインターン生たちが考えたオリジナルアプリのプレゼンテーションを行うというミッションがあります。

社員のほとんどは日本語話者ではないため、英語でプレゼンテーションを行う必要があります。

いち早く英語で話す環境に慣れるため、研修は基本的に全て英語で行いました。

最初は英語で話すことに戸惑っている様子でしたが、徐々に英語で話す環境にも慣れていっているようでした。

海外インターンシップ:第2週目

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第1週目ではビジネスアナリストチームとのやり取りがメインでしたが、第2週目からは別の開発チームとの連携も増えていきました。

まずは弊社の自社プロダクトの一つである、Miahire開発チームのプロダクト説明会に参加しました。

MiahireはAI搭載の動画面接ツールで、採用活動における採用工数を大幅に削減することができます。

(Miahireをもっと知りたい方はこちらから)

プロダクトの開発工程について、直接開発チームから学べる良い機会になりました。

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オリジナルアプリの開発も継続して行いました。

第1週目では作りたいアプリの必要な機能を洗い出し、自分たちのアイデアを固めることに集中しました。

第2週目ではオリジナルアプリに必要な機能を作るためのタスクの細分化および工数見積もりを行いました。

次の1週間でやるべきことを一覧化することで、計画的にタスクを進めることができました。

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また、研修カリキュラムの一つとしてスクラム開発研修を行いました。

スクラム開発とは様々な分野で利用されるプロダクト開発手法の一つです。

計画・開発・テスト・レビューを1週間〜4週間の期間で行い、この開発周期を繰り返しながらプロダクトを作り上げていきます。

オリジナルアプリの課題もスクラム開発のやり方で進めており、実際に自分たちで体験しながらスクラム開発手法を学ぶことができました。

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また、弊社SupremeTechでは月末の金曜日に立食パーティーを行います。

ベトナム人の同僚と一緒にベトナム料理を食べることで、親睦を深めることができました。

普段の研修で会話することがない同僚でも、すぐに打ち解けていました。

ベトナム語を教わったり、逆に日本語を教えたりすることでお互いの文化や言語について学び合う良い機会になりました。

海外インターンシップ:第3週目

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インターンシップも折り返し地点となり、インターン生のお二人も英語を話す環境にもだいぶ慣れた様子でした。

そこで次はカリキュラムの一つ「Let’s Interview!」を行いました。

この研修は各インターン生とベトナム人開発者が1対1で英語でインタビューを行うというものです。

英語でのインタビューを成功させるため、弊社在籍の英語ネイティブスピーカーのLさんから下記3点アドバイスをいただきました。

  • 会議の進行役の役割
  • 会議時に役立つ英語のフレーズ
  • 会議を時間通り完了するための時間管理のコツ

ネイティブスピーカーの方との英語での会話に少し緊張気味の様子でしたが、インタビューを成功させるため二人とも熱心にLさんの説明を聞いていました。

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そして、ベトナム人エンジニア兼プロジェクトマネージャーであるTさんへのインタビューが始まりました。

初めは話しやすい雰囲気を作るために、趣味やおすすめのレストランなど雑談に近い質問から始めました。

徐々に雰囲気も和やかになったところで、インターン生からの本題の質問が始まりました。

  • いつからコンピュータサイエンスに興味を持つようになったのか?
  • 大学卒業までにやるべきことは?
  • どうやって英語を勉強したのか?
  • SupremeTechで働くことをどのように感じるか?

インターン生からの意欲的な姿勢に、Tさんも熱心に回答していました。

Tさんからの助言はインターン生にとっては大きな刺激になったようです。

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オリジナルアプリ作りでは、機能レビュー会を行いました。

インターン生たちがこれまで作り上げたアプリを実際に動かしながら機能の説明を行い、成果物に対するフィードバックをしました。

レビュー会を通して「どのようなプロダクトが、ユーザの満足度が高く価値のあるプロダクトになるのか」を学ぶことができました。


そして第3週目最後のイベントである、スクラムワークショップを実施しました。

このスクラムワークショップでは、インターンシップの第2週目で学んだスクラム開発の実践編です。

ベトナム人インターン生たちと開発チームを組み、スクラム開発に基づいて一つのプロダクト(絵)を完成させるという内容です。

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限られた時間の中で絵の一つ一つの特徴をタスク化し、各作業者が優先度に沿って成果物を作り上げていきます。

初めのうちはやり方に慣れておらず、言葉の壁もあってかチーム内での連携に苦戦している様子でした。

しかし、徐々にスクラム開発でのタスクの進め方に慣れていき、最終的にはチーム一丸となって時間内に成果物を完成させることができました。

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ワークショップの最後には、各チームからの成果物のレビュー会を実施しました。

この活動を通して、時間内に顧客が必要なモノを形にする難しさを学ぶことができたと思います。

また、これまでの研修を通してスクラム開発についてどう思うか尋ねると、「スクラム開発が好きになった、より計画的にプロダクト開発ができると感じた、日本に戻ってもスクラム開発手法を使っていきたい」とポジティブなコメントをたくさんいただきました。

海外インターンシップ:第4週目

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あっという間に時間が過ぎ、インターンシップ最後の課題である「オリジナルアプリ発表会」の時間がやってきました。

全社員の前で英語で発表するプレッシャーからか、2人とも最初はとても緊張している様子でした。

しかし、発表が進むにつれ二人の表情にも余裕が表れ始め、自分たちのペースでプレゼンテーションを進めることができていました。

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大きな問題もなく、無事オリジナルアプリ発表会が終了しました。

発表の終わりの挨拶と同時に大きな拍手が起こり、プレゼンターのお二人もやり切った様子でした。

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プレゼンテーションの後にはインターンシップ修了式と写真撮影を行いました。

インターンシップで関わった開発チーム全員と写真撮影を行い、別れを惜しみつつもこの1ヶ月のインターンシップは幕を閉じました。

海外インターンシップを終えて

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今回SupremeTechとして初めて日本人向けのインターンシップを行いましたが、社員にとっても学びが多く非常に有意義なインターンシップになりました。

インターンシップを経て更に研修カリキュラムの改善や拡充を行い、今後は新入社員向けの研修等にも活用していきたいと考えております。

SupremeTechは国外で活躍したい日本の若者を応援しています。

顧客と開発チームをつなぐビジネスアナリストのポジションに興味を持たれた方は、こちらから採用情報もご覧ください。

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    フィリピン出張レポート:BA採用に向けたセミナー&学校訪問

    今回、私たちはSupremeTechとして初のフィリピン出張に行ってまいりました!訪問先は、標高が高く涼しい気候で留学先としても人気の「バギオ」、そして観光地として知られる「セブ」の2都市。バギオに4日間、セブに3日間、合計1週間のスケジュールでの訪問でした。 この出張の目的は主に以下の2点です: 日本人ビジネスアナリスト(BA)採用に向けた語学学校の訪問留学生向けの「海外就職セミナー」の開催 現地の語学学校スタッフや留学生の方々と直接お話しする中で、リアルな課題や想いに触れ、私たち自身にとっても学びの多い時間となりました。 留学後は帰国して国内就職を選ぶ方が多く、せっかくの海外志向を活かしきれないケースもまだまだ多いのが現状です。また、多くの人が「海外で働く」といえばオーストラリアやカナダなど英語圏を目指しますが、ASEAN圏、特にベトナムのような新興国で働くことは、まだあまり認知されていません。今回の出張では、語学学校の生徒やスタッフの方々に、「ASEANで働く」という新たなキャリアの選択肢をお届けすること、語学留学という貴重な経験をただの“勉強期間”で終わらせるのではなく、その先のキャリアにつなげていく――そんな一歩を一緒に考えるきっかけになればという思いで訪問しました。 SupremeTechとビジネスアナリスト(BA)という仕事 私たちSupremeTechは、ベトナム・ダナンを拠点に、Webサービスの開発やAIの活用を行うテクノロジー企業です。日本のクライアントとベトナムのエンジニアチームをつなぐ「オフショア開発」を主軸に事業を展開しています。 その中でも、日本人ビジネスアナリスト(BA)の役割はとても重要です。言語を翻訳するだけでなく、お客様の要望を丁寧に聞き取り、仕様として整理し、開発チームに分かりやすく伝える“橋渡し”のような存在。語学力に加え、論理的思考力や異文化理解、柔軟なコミュニケーションが求められます。 実際、弊社で活躍している多くの日本人BAが、フィリピンの語学学校で英語を学んだ経験を持っています。語学留学で得たスキルを強みに、ベトナムでの仕事に挑戦し、キャリアを築いている方々です。しかし、語学留学を経て日本へ帰国し、国内での就職を選ぶ方も少なくありません。私たちは、フィリピンでの語学留学を通じて培った海外志向や貴重な経験を、より一層活かせるフィールドが、弊社にはあると考えています。 “海外就職”という選択肢をもっと身近に 今回のセミナーで、私たちが最も伝えたかったのは、「IT企業への海外就職は、特別な人だけのものではない」ということ。 実際に多くの学校担当者様や生徒様から、 「自分の英語力でやっていけるのか不安」「業界経験がない自分でも挑戦できるのか」 という声をいただきました。 ただ、私たちが本当に大事にしているのは、“今どれだけできるか”ではなく、“これから一緒に成長できるか”ということです。完璧な人なんていません。 でも、ベトナムのような新興国には、柔軟に挑戦できる環境があります。「やってみたい」という気持ちを持つ人にこそ、チャンスがあると実感しています。 セミナーでは、実際に現地で働く日本人のリアルな声や、業務の内容、求められるスキルなどもできるだけ具体的にお話ししました。「海外で働く」という選択肢が、少しでも現実的に感じられるきっかけになっていたら嬉しいです。 語学留学を“ゴール”ではなく“スタート”に。その先にあるキャリアの可能性を今後も一緒に考えていけたらと思っています。 留学生との対話から感じたこと 語学学校のスタッフや、セミナーに参加いただいた留学生との対話を通じて、改めて感じたのは次のようなことです: 海外で働くことに対して“興味”はあるが、現実的な一歩が踏み出せない方が多い「情報」や「きっかけ」が不足している将来に真剣に向き合っている方が多く、どの方にも大きな可能性を感じた 「何か変えたい」「一歩踏み出したい」そう考えている方々にとって、今回のセミナーや対話が少しでも背中を押すきっかけになっていれば、これ以上嬉しいことはありません。 なぜベトナムなのか?──オフショア開発の最前線から 「なぜベトナムなの?」「オフショアって実際どうなの?」 そんな疑問を持つ方も多いと思います。 私たちがベトナムを拠点にしている理由は、大きく3つあります。 その理由は大きく3つあります:① グローバルIT人材の現実的な受け皿 日本企業のIT人材不足を背景に、アジア各国とのオフショア開発が広がっています。ベトナムはその中でも特に日本との親和性が高く、技術力・価格・人材のバランスが取れた国として注目されています。② 若手にチャンスが多い市場 ベトナムは人口の約6割が35歳以下という非常に若い国です。 急成長中のIT市場の中で、若手にも大きなチャンスが与えられ、早い段階から実践的な経験が積める環境があります。③ 生活・文化面での安心感 日本との時差はわずか2時間 食事や生活コストも比較的安定しており、日本人にも馴染みやすい・親日的で穏やかな国民性。私たちが拠点を置くダナンは、海と山に囲まれた落ち着いた環境で、仕事とプライベートを両立しやすい都市です。 最後に 今回の出張とセミナーは、私たちにとっても大きなチャレンジでした。実際に現地の語学学校を訪れ、留学生の皆さんと直接お話しする中で、多くの気づきや学び、そして新たなつながりを得ることができました。この貴重な経験を、今後の採用活動にも活かしながら、語学学校との関係も引き続き大切にしていきたいと考えています。 「海外就職は特別な人のものではない」「挑戦のきっかけは、案外すぐそばにある」 そんなメッセージを、これからも発信し続けていきたいと思っています。 今後は学校との連携もさらに深めながら、次の訪問や新しい取り組みにもつなげていきたいと考えています。再びフィリピンを訪れ、語学学校の皆さまや留学生と直接交流できる機会が持てたら嬉しいです。 そして、今回の出会いやつながりが、誰かにとっての新しい一歩になることを、心から願っています。こうした活動を通じて弊社と関わってくださる方が増え、将来的に一緒に働けるご縁につながれば何よりです。 もし、ビジネスアナリスト(BA)の仕事や海外キャリアに少しでもご興味がありましたら、ぜひ[こちらの採用情報]をご覧ください。また、「もっと詳しく話を聞いてみたい」「自分にもできるか相談してみたい」という方がいらっしゃれば、オンラインでのカジュアル面談も可能です。 皆さんのチャレンジを、心から応援しています。 ギャラリー バギオ編 API BECI (EOPキャンパス) 最初に訪問したのは、緑豊かな山の中腹に建つAPI BECI。校舎は清潔感があり、リゾートのような開放感と学習環境がうまく融合しているのが印象的でした。 学生マネージャーの方と、今後のコラボレーションの可能性について対談しました。 JIC(プレミアムキャンパス) 今回は、JICの中でも“プレミアム校舎”を訪問しました。校舎は緑に囲まれた静かな環境にあり、広々とした敷地には、カフェ、ジム、コンビニなど生活に便利な施設がしっかり整っています。特に食堂は開放感があって景色も抜群。バイキング形式の食事を私たちもいただきましたが、味・ボリュームともに大満足でした。 まるでリゾートに来たかのような快適な雰囲気の中で、学生たちはしっかりと学びに集中していました。また、JICでは、キャンパスごとにレベルや目的、予算に合わせて独自のコースを提供しており、オリジナル教材を使ったカリキュラムが特徴です。今回の訪問では、将来的に英語✖️ITの学習プランでのコラボレーションの可能性についても、現地の担当者の方と前向きなお話ができました。今後に繋がる展開が楽しみです! PINES(メインキャンパス) 最後に訪れたのは、バギオの老舗語学学校「PINES(パインス)」。2001年から続く実績ある学校で、2018年に新キャンパスに移転してからは、より快適で学びやすい環境が整えられています。 キャンパスはバギオ最大のショッピングモール「SM City Baguio」から車で10分ほど。自然も多く、ちょっと歩けば緑豊かな公園もあるような場所にあります。校内には教室と寮が併設されていて、通学不要。ジムやラウンジなどの共用スペースも充実していて、生活のしやすさもポイントです。 校舎内は落ち着いた雰囲気で、集中して勉強できる空間設計がされています。実際に訪れてみて感じたのは、「大人がしっかり学べる環境がある」ということ。生徒の中には、社会人経験者や転職を見据えて英語力を伸ばそうとしている方も多く、キャリアに対する意識の高さが印象的でした。 セブ編 B CEBU 最後に訪れたのは、セブ・マクタン島に2023年に新設された語学学校 B’Cebu(ビーセブ)。こちらは、バギオで20年以上の実績を持つ老舗校「API BECI」の姉妹校として誕生した注目の新校舎です。まず到着して感じたのは、まるでリゾートホテルのような開放感あふれるキャンパス!清潔感のある校舎や寮に加えて、ジム・カフェ・売店など生活設備も充実。滞在するだけで気分が上がるような空間でした。バギオの落ち着いた学習環境とは対照的に、B’Cebuでは開放感あふれるリゾートの雰囲気と、アクティビティ、そして語学学習が絶妙に融合した、新しいスタイルの留学スタイルを感じることができました。 さらに嬉しい発見だったのが、韓国人オーナーの方と直接お話できたこと。なんと、B’Cebuはべトナム・ホイアンにもグループ校「B’Hoian」を展開中とのこと。弊社があるダナンとも地理的にも近いため、今後のコラボレーションも楽しみなご縁となりました。 そして、なんとダイビング専用プールまで完備!希望すればダイビングの資格も取れるそうで、英語×リゾート体験ができる、新しいスタイルの語学留学を提供しています。 食事はバイキング形式で、各国から集まる生徒に合わせた豊富なメニューが用意されていました。私たちも実際にいただきましたが、美味しくてつい食べすぎてしまいそうでした…! Curious World Academy(CWA) 最後に訪問したのはCurious World Academy。今回は急遽の訪問となりましたが、現地マネージャーとの会談や施設の見学を通して、しっかりと学校の雰囲気を感じることができました。比較的新しい学校ながら、洗練された施設と実践重視のプログラムで人気を集めており、校内はとても落ち着いた空間。オンとオフをしっかり切り替えて、集中して学びたい方にはぴったりの環境だと感じました。校内にはプールなどの施設も完備されており、快適さと学習環境のバランスが取れたキャンパス設計も魅力の一つです。生徒さんは若い方が多く、将来のキャリアや人生設計を見据えながら留学している印象を受けました。今後の可能性を感じる有意義な訪問となりました。

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      フィリピン出張レポート:BA採用に向けたセミナー&学校訪問

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        BAチームの研修:頭脳をアップデート、 チームの絆もアップ!

        BAは本来“Business Analyst”の略ですが、今日は日常の仕事から少し“Break Away(ブレイク・アウェイ)”する意味で捉えてみましょう。  私たちBAチームは、日本人トレーナーによるとても楽しくて、ためになる研修 に参加してきました。 重要なスキルを学べただけでなく、日本人のプロフェッショナルな視点やロジカ ルな働き方、そして“かたくない”商談術まで体験できました! ロジカルシンキング 〜 伝える力は論理的思考から  今回の研修は、単なる「ロジカルシンキング」ではなく、「BAがどのようにしてお 客様に伝わりやすく説明するか」に集中されていました。それに加えて、同じ内 容を伝えても、人によって解釈が違う状態を避けるための伝え方も共有されま した。  トレーナーが紹介してくれたキーワードがこちらです:  ※一文一義:1つの文には1つの意味だけを伝えるということです。1文に複数 の意味を詰め込むと、相手にとって理解しづらくなるからです。 私たちって、語彙力や文法が上がると、つい難しい言い回しや表現を使いたく なるんですよね。でも、授業中にトレーナーが、僕たちの頭の中の鍵をひとつ開 けてくれたんです。ざっくり言うと、こんな感じでした:  「本当に上級なのは、難しいことを一番シンプルに伝えられる人です」  その通り!プロジェクトのコミュニケーションでは、難しい言葉を使った長い文章 よりも、素早く、分かりやすく、納得感のある伝え方が優先されます。  そして、このような伝え方を実現するための強力な「武器」の一つが、ピラミッド 構造(Pyramid Structure)による情報整理の手法です。  ピラミッド構造の基本原則は下記の通りです:  ● トップダウン型コミュニケーション:最初に結論、その後に理由や根拠。  ● MECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive): 各要素が重ならず、かつ全体を網羅。 情報の構造はこうなっています:  1. トップ(メインメッセージ):  ● 一番伝えたい結論  ● 最初に述べる  2. 中段(キーポイント):  ● 結論を支える理由やサブメッセージ  ● 2〜4つが理想  3. 下段(サポートエビデンス):  ● データや具体例、詳細な補足  以下は、授業で実際に取り組んだ課題「Supreme TechのPRポイントは何です か?」に対してピラミッド構造を使って整理した一例です。  この構造で問題を発表してみたら、驚くほど分かりやすくて論理的だと、みんな びっくりしていました。 3. 商談術:まだ言語化されていないニーズを引き出す  次の内容に入ると、トレーナーは私たちに考えさせられる二つの意見を突然 「投げかけて」きました。  ● 「ほとんどのお客様は、最初からニーズを明確にしているわけではない」 ● 「購買の70〜80%の決定は、会話と諮問の中で形成されていく」  では、BAとして、どうやって顧客が自覚していない・言語化していない潜在ニー ズを引き出すのでしょうか?  こちらは、BAにとって非常に役立つ2つのテクニックです:  ● SPIN質問:状況(Situation)、問題(Problem)、影響(Implication)、潜在 ニーズ(Need-payoff)の4つのステップで質問を行うことで、顧客が核心 的な課題に気づけるよう段階的に導いていく手法です。  ● BAF法:利点(Benefit)、根拠(Advantage)、機能(Feature)の3つの観 点から分析を行うことで、交渉を説得力のある、的を射たものにするアプ ローチです。 これらを活用して、実際に「このバッグを売ってみよう」という模擬演習を実施! (質問を書き出す)  チームをBA役と顧客役に分けてロールプレイを行い、質問の仕方を少し変える だけで顧客が「自分が本当に欲しかったもの」に気づく瞬間がたくさん見られま した! (相手と練習する)  単純に「どんなバッグをお探しですか?」と聞く代わりに、SPIN質問を使えば、 BAはお客様が本当に必要としているバッグの姿を引き出すことができます。  ● S(Situation – 現状):「普段はどんなバッグをお使いですか?」 ● P(Problem – 課題):「今使っているバッグで、収納が足りなかったり、服 と合わせにくいと感じたことはありますか?」  ● I(Implication – 影響):「もし荷物が全部入らなかったり、シーンごとに バッグを変える必要があると、不便に感じませんか?」  ● N(Need-payoff – 潜在ニーズ):「もし、どんな場面にも合う、収納力が あり、かつおしゃれなバッグがあったら便利だと思いませんか?」  さらに、BAF技術を使って魅力を具体的に伝えます: ● Benefit(利点):「このバッグなら通勤、お出かけ、出張にも使えて、スタ イリッシュでスマートな印象を保てます。」  ● Advantage(強み):「オフィスユーザーに大人気で、実用性が高いと評 判です。」  ● Feature(特徴):「3つの便利なポケットがあり、防水素材を使用していま す。」  こうしたシンプルながらタイミングの良いテクニックを使うだけで、BAはお客様 に「本当に必要なもの」を気づかせ、よりスムーズな意思決定を後押しできるの です!  4. ソフトスキルこそ、BAの“必殺技”!  ソフトスキルのないBAは、マントのないヒーローみたいなもの!それは何かが 足りないって感じですね。  ピラミッド構造での論理的な伝え方から、 SPIN質問・BAF法によるニーズの引 き出し方まで、 どれもBAとして顧客の前で自信を持って話すための“武器”で す。  これらのスキルがあれば、単に要望に応えるだけでなく、 顧客に「おぉ!」と思 わせて、自然と契約を取り付けることも夢じゃない! あなたはもう“武器”をしっかり装備しましたか?  まだなら、次の会議でぜひ気軽に試してみてくださいね!

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            SupremeTechがISO/IEC 27001:2013の認証取得

            2022年2月、SupremeTechはTÜVRheinlandからISO / IEC 27001:2013の正式認証を取得いたしました。 ISO / IEC 27001:2013は、情報セキュリティ管理システム(ISMS)の国際規格です。これは、実施するプロセス・ポリシー・およびプロジェクトにおいて、最高レベルのセキュリティの保証を約束するものです。このデータドリブンな時代において、データセキュリティがすべての企業(特にIT分野)にとって大きな関心事となる中、私たちはプロジェクトのリスクをいかに特定し、評価し、管理し、低減させるかを重要視しています。 SupremeTechは現在、当社のISMSが情報セキュリティのベストプラクティスに沿っているものとして世界的に認められました。そしてこの認証は、私たちのお客様と開発パートナーのために、高品質な製品の基準を満たしていることを示します。また、お客様・パートナー企業・および当社の重要な情報とデータの崩壊または損失による生産とビジネスの損失を防止し、制限するためのシステムとプロセスの構築に成功しました。 この認証を取得することは、2022年の重要な目標の1つであり、長い評価プロセスを経て達成することができました。今後もISOと共にセキュリティ基準を向上させ、お客様に最高のデータセキュリティの実践、あらゆるデータ漏洩を防止するための追加対策、および安全なデータ管理の実践を提供していきます。

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